速度超過違反のクルマ、高速隊のパトカーを振りきる

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11日午前、佐賀県小城市内の長崎自動車道下り線で、速度超過違反の乗用車が佐賀県警・高速隊のパトカーを振り切って逃走する事件が起きた。クルマは一時164km/hまで加速。警察は翌12日に29歳の男を道路交通法違反容疑で逮捕している。

同隊によると、事件が起きたのは11日の午前9時15分ごろ。小城市三日月町付近の長崎自動車道下り線(制限100km/h)をパトロールしていた同隊パトカーが、約40km/hの速度超過状態で走行する乗用車を発見。赤色灯とサイレンを使用した状態で追跡を開始した。

クルマは停止指示を無視してさらに加速し、一時は164km/hにまで達した。パトカーは隣車線を並走して運転していた男に停止を呼びかけたが、男はこれを完全に無視。クルマは130km/h以上の速度を保ったまま、約20分間(約45km)に渡って走り続けたため、隊員は「これ以上の追跡は他車両を巻き込んだ事故に発展する可能性が高い」と判断。県境を越えた長崎県東彼杵町内の東そのぎインターチェンジ手前で追跡を断念している。

しかし、ナンバーや男の顔写真を追跡中に記録。警察ではこれを基に捜査を行い、福岡県久留米市内に在住する29歳の男が運転していたと断定し、翌12日にこの男を道路交通法違反(速度超過)容疑で逮捕している。

調べに対して男は「出発が遅れたため、先を急いでいた」などと、速度超過走行を大筋で認めているという。

《石田真一》

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