ヤマハ発動機は、世界的な景気後退への緊急対策として、2月と3月に二輪車・RV・マリン・IMの各事業の合計11か所の製造拠点で一時操業休止することを決定した。
二輪車や四輪バギー車の完成車組立てや部品を製造している二輪車・RV事業の本社工場や磐田南工場など6工場は、2 - 3月に合計10日間操業を休止する。また、船外機などの完成機を組立てているマリン事業の浜松マリン事業場工場部門など、4工場と1事業所も10日間操業を停止する。表面実装機などを製造する浜松IM事業所は7日間操業を取り止める。
製造拠点の一時操業休止、休止期間中の労働賃金の支払いについては、現在、労働組合と交渉を行なっているとしている。