三菱化学、LED材料でCree社とライセンス契約締結

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三菱化学、LED材料でCree社とライセンス契約締結
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三菱化学は、白色LED事業の基盤強化として、米国のCree社が保有する窒化ガリウム基板(GaN基板)に関する特許について、独占的実施権(一部例外を除く独占)を取得したと発表した。

三菱化学は、三菱ケミカルグループの中期経営計画「APTSIS 10」の7大育成事業の一つと位置づけている白色LED事業の中で、将来マーケットが拡大することが予想される高輝度白色LEDのキーマテリアルである蛍光体、GaN基板と封止材の開発・事業化に積極的に取り組んでいる。

この結果、蛍光体では、より自然光に近い白色光を実現する高輝度LED用蛍光体の量産化に成功し、2006年から生産販売を開始しており、GaN基板は、2008年から生産販売を開始している。

今回、Cree社の持つ有用な特許の独占的実施権を取得したことで、白色LEDおよび青紫色レーザーにおいて、より高出力化が実現できる基板として有力視されている同社GaN基板の研究開発や製造・販売の拡充が図れるとしている。

今後も三菱化学は、白色LED事業について開発・事業化を促進するとともに、販売を開始している部材については拡販を進める方針だ。

《レスポンス編集部》

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