路面凍結による多重衝突事故、10分間に連続発生

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13日朝、佐賀県小城市内の国道34号で路面凍結によるスリップ事故が相次ぎ、2か所の現場で合計7台が事故に巻きこまれた。いずれも夏タイヤを装着したクルマが事故の発端になったとみられており、警察が注意を呼びかけている。

佐賀県警・小城署によると、最初の事故が起きたのは13日の午前5時20分ごろ。

小城市三日月町樋付近口の国道34号を走行中の乗用車が単独でスリップして停止。後続の大型トラックが衝突を回避しようと減速したところ、さらに後ろからきた普通トラック2台が次々に追突。4台が関係する多重衝突に発展した。この事故で普通トラック2台に乗っていた計3人が打撲などの軽傷を負った。

2件目の事故は同日午前5時30分ごろ発生した。小城市三日月町堀江付近の国道34号・嘉瀬大橋を走行中の乗用車が突然スピンした。

後続の普通トラックは隣車線への回避に成功したが、後方から進行してきた大型トレーラーはブレーキが間に合わずこれに追突した。衝突によって立ち往生した2台のトラックを回避しようと、別のトラックはスピンした乗用車が止まっていた車線を通過しようとしたが、この際に死角から飛び出てきた乗用車の運転者がはねられて重傷。追突被害を受けた普通トラックの運転者も打撲などの軽傷を負い、いずれも近くの病院に収容されている。

両方の事故とも凍結路面でのスリップが事故の主因。2件の事故とも発端となった乗用車は夏タイヤを装着していた。この日の佐賀県地方は早朝の気温が氷点下となり、路面が凍りやすい状況だった。

《石田真一》

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