トヨタの渡辺社長「あっという間の4年間だった」

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トヨタ自動車は20日、東京本社で社長交代についての記者会見を行った。その席上、渡辺捷昭社長は「あっという間の4年間だった」と話し、こう続けた。

「この4年、世界はかつて経験したことがないスピードで進み、われわれの経営環境が大きく変化した。私としては、その変化にどう対応していくかに費やした4年間だった。とても短く感じている」と少し心残りがある様子だった。

渡辺時代はトヨタが大きく成長した時期であった。と同時に、品質をはじめ、海外展開などさまざまな課題に直面した時期でもあった。「そういう課題に的確に対応することに明け暮れた」(渡辺社長)。

今回の社長交代は、見方によっては営業赤字の責任を取らされた格好だが、渡辺時代はプラグイン・ハイブリッドをはじめトヨタの技術が大きく進歩し、トヨタのグローバル化が一気に進んだ時期と言える。

将来、トヨタの歴史を振り返った時、渡辺社長はトヨタの技術を躍進させ、グローバル化を進めた経営者として、その名が刻まれていることだろう。

《山田清志》

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