シャープの液晶向けLED、業界最高の光度を実現

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シャープは、携帯電話やゲーム機など中小型液晶用のバックライト向けに、業界最高の1700mcd(ミリカンデラ)の光度を実現した厚さ0.6mmの薄型の高色再現性白色サイド発光チップLEDを開発、発売すると発表した。

LEDは、省スペース、長寿命、低消費電力、水銀レス、鉛フリーという高い環境特性を持つ。このため、携帯電話のほかノートパソコンでも液晶のバックライト用の光源としてウエイトが高まっている。また、ワンセグなどの普及により、中小型液晶パネルの高画質化が進み、パネル性能を活かすため色再現性の高いサイド発光チップLEDのニーズが強くなっている。
 
今回開発したデバイスは、青色LEDチップと緑色および赤色の蛍光体を組み合わせた高色再現性白色LED。パッケージや蛍光体の材質などの最適化により、従来に比べ13%アップとなる業界最高の1700mcdの光度を実現した。赤、緑、青(RGB)の光の三原色の色成分を含んでいるため、液晶のカラーフィルターと組み合わせることにより、純度の高い三原色の表現が可能となり、液晶画面の色再現性の向上が図れるとしている。
 
サンプル価格は60円で、1月23日から出荷する。2月27日から量産する予定だ。

《レスポンス編集部》

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