伊藤忠商事、中国の杉杉に資本参加

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伊藤忠商事と伊藤忠(中国)集団有限公司は、中国華東地区大手企業グループである杉杉集団有限公司の株式を取得することで合意した。株式取得により伊藤忠は杉杉に28%出資、持分法適用会社となる。

杉杉は繊維事業を起源とし、現在は資源・エネルギー、電子部品、食糧、金融、不動産へ事業カテゴリーを拡大している中国でも有数の複合企業グループだ。

伊藤忠は1993年に対日、対米向けアパレル製品のOEM生産委託に始まり、それらを拡大しながら、共同で『レノマ』、『マルコアザーリ』、『ルコック』などのブランド事業も中国国内で展開してきた。

同社では、中国市場が中長期視点で内需の拡大とそれに伴う個人所得の増加を背景に引き続き安定した成長すると予測しており、市場動向とこれまでの実績によって培われた事業パートナーシップを基に、杉杉へ資本参加、持分法適用会社とすることで、杉杉の経営に直接参画し、戦略展開を加速させることにした。

まず、ブランド事業や服飾資材関連子会社である三景との連携といった繊維分やの取引強化から始め、他分野での事業でも取引関係を強化していく方針。

《レスポンス編集部》

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