三井造船、5万6000重量t型ばら積貨物運搬船が竣工

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三井造船は、玉野事業所で建造した5万6000重量t型ばら積み貨物運搬船「アニ・ゼルマー」を、ドイツのオスカー・ヴェアー社に引き渡したと発表した。

船は、7万立方メートルを超す大容積貨物艙を持つ5万6000重量t型ハンディマックスバルカーであり、同型船79隻目の竣工となる。

このシリーズは、「三井の56」としてマーケットで高い評価を得ており、竣工済のものを含め130隻を超える受注を達成している。

竣工した船は、5つのホールド(貨物艙)を持ち、船自身の荷役設備として4基のクレーンを装備する。船は荷役効率を重視するとともに、多種多様な貨物を積めるよう強度・配置を計画している。ハッチカバーは、長さ/巾ともこのクラスでは最大級で、貨物艙強度もホットコイルなどの重量物に対応できるよう配慮した。

主機関には軽量・コンパクト・高出力で排ガス環境基準を満たした最新式エンジン、三井−MAN B&Wディーゼル機関6S50MC-Cを搭載し、運航スケジュールにフレキシブルに対応できる余裕のある馬力設定で十分な速力性能を持ち、常用出力でも最適なマッチングとしている。

海洋環境保護のため、バラスト水の交換が航海中に可能で、発電機関もIMO環境基準を満たしている。

《レスポンス編集部》

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