パナソニック電工、プリント配線板用の新材料開発…LEDなど温度上昇を抑制

自動車 ニューモデル 新型車
パナソニック電工、プリント配線板用の新材料開発…LEDなど温度上昇を抑制
パナソニック電工、プリント配線板用の新材料開発…LEDなど温度上昇を抑制 全 2 枚 拡大写真
パナソニック電工は、LEDや電子回路の温度上昇を抑制するプリント配線板用材料として、ガラスコンポジッド銅張積層板の『高・熱伝導性セムスリーR-1787』を開発した。

LEDは低消費電力や長寿命、省スペースであることから、今後も採用の拡大が見込まれる製品だが、発光効率を高め、長寿命化を進めるため、放熱対策が大きな課題の一つとなっている。

今回開発した高・熱伝導性セムスリーは、高い放熱性を持ち、電子部品や電子回路の温度上昇を抑制する。また、同社セムスリーシリーズの特長でもある耐トラッキング性や板厚精度も高水準。さらに同社独自の連続工法で製造していることから、一般的な銅張積層板の製造工法とエネルギー消費量を比べると、1平方メートルあたりのCO2排出量を約4分の1に低減することが可能としている。

同社はこの製品で2010年には年間15億円の売上高を目指す。新製品は、1月28 - 30日東京ビッグサイトで開催される「第10回プリント配線板EXPO」に出展する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
  3. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
  4. メルセデスベンツ、全固体電池搭載『EQS』で1205km無充電走行を達成
  5. アイシンが明かす、トランスミッションの膨大な経験値とノウハウが電動化を主導する理由
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る