三井鉱山は、2009年3月期の通期連結業績見通しの修正を発表した。売上高は2280億円を予想していたが1940億円に下方修正した。石炭やコークスの販売数量が減少する見込みとなったため。
収益でも売上げ減少で、営業利益を225億円から195億円に、経常利益は195億円から155億円にそれぞれ下方修正した。最終利益は210億円を見込んでいたが150億円にとどまる見通し。
同社主力製品のコークスの市況は大きく下落しているが、新会計基準による棚卸資産の評価減は、コークスの取引が半年又は年度契約であり、次年度価格が現時点では不確定なため、今回の業績予想には織り込んでいないと、している。
