電子情報技術産業協会が発表した2008年12月の民生用電子機器出荷金額は3488億円、前年同月比7.5%減と3か月連続マイナスとなった。
分野別では、映像機器が2751億円、同3.3%減と3か月連続のマイナス、音声機器が262億円、同7.7%減と5か月連続マイナスだった。カーAVC機器は475億円、同25.9%減と大幅マイナスとなった。新車販売不振が影響したと見られる。
自動車関連の出荷実績ではカーステレオ本体(カセット)が2万2000台、同43.4%減、カーCDプレーヤが38万8000台、同26.7%減と大幅なマイナスだった。カーステレオとカーCDプレーヤの合計は41万台、同27.9%減だった。
カーカラーテレビは6万4000台、同28.3%減と5か月連続マイナスとなった。カーDVDは1万6000台、同41.5%減と3か月連続のマイナス。
カーナビゲーションシステムは31万4000台、同15.7%減と3か月連続マイナス。12月のソース別構成比は、CD/DVD−ROMタイプが15.3%、HDDタイプが84.7%だった。
ETC車載ユニットは44万4000台、同26.2%のプラスとなった。