【ホンダ ゼストスパーク】180cm+・90kg+…助手席も無理なく、後席も余裕

自動車 ニューモデル 新型車
【ホンダ ゼストスパーク】180cm+・90kg+…助手席も無理なく、後席も余裕
【ホンダ ゼストスパーク】180cm+・90kg+…助手席も無理なく、後席も余裕 全 9 枚 拡大写真

12月26日にマイナーチェンジしたホンダ『ゼスト』。新たに追加された『ゼストスパーク』に、車内スペースを見るべく、180cm+・90kg+の体格の記者が乗り込んでみた。高さに関しては全席問題ない。助手席の横幅や後席と前席との間隔なども無理がない。

助手席について、軽自動車の性格上、インパネがセンターよりも若干左にはみ出す形でオフセットされているため、少しばかりヒザ周りに余裕がない。それでも、インパネは助手席側だけ角が取れたデザインになっているので、ほかの軽自動車と比べれば、まだヒザを広げやすいようになっている。足下も、少し急角度なのだが、左側だけタイヤハウスの影響で盛り上がってボコボコしているような足のすわりの悪さはなく、足を広げやすい。

運転席との間のセンターアームレストは、軽自動車としては幅のある方で(ない車も多い)、記者クラスでも右腕を置きやすい。シフトノブはセンターインパネにあるので、ドライバーのシフトチェンジに干渉する心配もないはずだ。ドア内側のアームレストも問題はない。記者クラスの体格だと助手席がきつい軽自動車が多いが、ゼストスパークは結構乗りやすい部類に入るといえる。

2列目に関しては、まずリヤステップの高さが340mmと低床化されており、子供でも乗りやすくなっている点が特徴。スペース的には、記者のような大柄な体格の人でも、前列シート下につま先を入れられる構造や、リクライニング機能があるので、あまり狭さを感じない。前席を無理して前に出したわけではなく、記者が乗ったままにした状態で、ヒザがぶつかることはなかった。後席のアームレストは、シートが中央で分割する関係でセンターにはなく、ドア内側のみ。置き心地は、フロントドアのアームレストと変わりはない。

ゼストおよびゼストスパークは、軽自動車としては珍しく記者クラス4人が無理せず乗り込める1台といえそうだ。

《デイビー日高》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. スズキの人気トールワゴン『ソリオ』開発責任者が語る、「顔だけじゃない」マイナーチェンジの真価
  3. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  4. 日産の第3世代e-POWER搭載、『キャシュカイ』が無給油で英国縦断に成功
  5. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る