日野の第3四半期決算、当期赤字195億円…国内不振と受託車マイナスで

自動車 ビジネス 企業動向
日野の第3四半期決算、当期赤字195億円…国内不振と受託車マイナスで
日野の第3四半期決算、当期赤字195億円…国内不振と受託車マイナスで 全 2 枚 拡大写真

日野自動車が発表した2008年4 - 12月期(第1 - 3四半期)の連結決算は、営業損益が44億9400万円の赤字に転落した。

国内の普通トラック、小型トラック市場ともに低迷したことから、同社の国内売上げ台数は前年同期比16.5%減の2万8000台と落ち込んだ。海外はアジア、中南米、中近東での販売が好調に推移した結果、同11.5%増の5万2000台となった。日野ブランドの売上げ台数は前年と横ばいの8万台だった。
 
トヨタ自動車からの受託生産車は『ハイラックスサーフ』、『FJクルーザー』の落ち込みで同29.3%減の10万8000台にとどまった。
 
これらの結果、売上高は同12.0%減の8827億9400万円と大幅減収となった。収益でも国内トラックの販売不振、受託生産車の減少、原材料価格の高騰と為替差損で営業赤字となった。
 
当期赤字も195億4200万円となった。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  2. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
  3. 日産『GT-R』生産終了、4万8000台を製造し18年の歴史に幕…次期型に知見継承へ
  4. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  5. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る