日立化成の2008年4 - 12月期(第1 - 3四半期)の連結決算は、当期純利益は前年同期比35.4%減の152億2600万円と大幅減益となった。
住宅機器・環境設備部門が2007年10月以降、連結対象から外れたことに加え、半導体市場と自動車市場の需要の落ち込みと在庫調整の影響を受けたことから、エレクトロニクス関連製品、機能性材料関連製品の主要製品の売上が落ち込んだ。この結果売上高は同14.4%減の4104億4900万円にとどまった。
売上げの低迷で営業利益も同36.4%減の286億9000万円と大幅減益となった。
通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。