川崎重工、グリーンガスエンジン発電設備の実証運転を完了

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川崎重工業は、上越エネルギーサービス内で系統連係運転中の「カワサキグリーンガスエンジン発電設備」実証プラントでの1年間の実証運転を完了した。累計運転時間は4000時間。

1年にわたるオンサイト発電所での実証運転を通じて、カワサキグリーンガスエンジンは安定した運転が可能であることや、発電効率・環境性能といった基本性能、整備間隔などの保守・整備性、信頼性を確認できたとしている。
 
カワサキグリーンガスエンジンシリーズ最大機種となるこのガスエンジンは、2007年12月末から1年にわたって上越エネルギーサービス内でDSS運転を基本とした系統連係運転を行い、季節変動の中でも世界最高の発電効率と低NOx排出量を安定して実現した。これは、従来の同クラスのガスエンジンと比較して、燃料費を5%以上削減し、国内ほぼ全ての地域で脱硝装置が不要となる水準だ。
 
実証されたカワサキグリーンガスエンジンは、世界最高の発電効率48.5%、世界最高水準の低NOx排出量160ppmで、経済性・環境性に優れている。
 
実証プラントは今後も同じ場所で系統連携運転を継続するとともに、カワサキグリーンガスエンジンのデモプラントとして活用する。

《レスポンス編集部》

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