スバル富士重、国内販売会社の再編を半年前倒し

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富士重工業(スバル)は、直営の国内販売会社の統括会社体制への移行について、当初の2009年秋の予定から前倒しして今年4月に完全実施すると発表した。

昨年の世界的な金融危機以降の景気減退による自動車市場の低迷などで販売会社の経営環境が悪化しており、富士重は早期に地域密着型の営業活動を実現すると同時に合理的な経営体制を確立する新体制への移行が必要と判断した。
 
具体的には、4月1日付で東北地区、甲信越・北陸地区、東海地区、中国・四国地区で統括会社体制へ移行する。先行して実施した近畿地区、九州地区と同様、各地区内で中核販売会社を統括会社と位置づけ、地区全体の事業運営・管理の責任を負うとともに、その他の販売会社は統括会社傘下の事業会社として、営業活動を中心とした担当地域で事業を運営する。今回の新体制への移行にあたっては、先行2地区で得られたノウハウを活用するとともに、各地区の地域特性に応じた経営体制とする予定。
 
同社直営会社のうち、担当市場の規模や企業規模が大きい北海道スバル、神奈川スバル、千葉スバル、東京スバルは、今後も単独会社として経営していく。
 
今年4月の新体制への完全移行に伴い、国内のスバル販売会社は昨年4月の時点で46社あったのが実質22社体制となる。

《レスポンス編集部》

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