日本自動車工業会が発表した第3四半期(2008年7 - 9月期)の日系自動車メーカーの海外生産実績は、前年同期比1.2%減の287万6118台となり、前年を割り込んだ。
10月以降は世界的な景気低迷による自動車需要の落ち込みで、海外生産台数のマイナス幅はさらに拡大していると見られる。
7 - 9月期の地域別では、アジアが同4.5%増の120万7387台と順調だったほか、中南米も同9.1%増の25万306台、アフリカが同12.8%増の6万8926台だった。
一方で北米は同11.0%減の85万8431台と、2ケタのマイナス。欧州も同0.7%減の45万2861台と微減だった。