三井造船、17万7000トン型ばら積み貨物運搬船を引き渡し

自動車 ビジネス 企業動向

三井造船は、千葉事業所でパナマ国のMES1693シッピング社向け17万7000重量トン型ばら積み貨物運搬船「ケープ ガーランド」が完成し、引き渡した。

船は、貨物艙に二重船側構造を採用することで、荷役効率化、貨物艙内のメンテナンス性、構造安全性の向上を図ったダンケルクマックス型ケープサイズバルカーの新設計船。

SOLAS条約の二重船側構造要件を満たした構造でありながら、構造配置を工夫することで従来の単船側構造船並みの貨物艙容積を確保した。国際船級協会連合の統一規則に沿って設計、オペレーションの自由度の確保と構造安全性の向上の両立を図った。船首楼の設置、船首部予備浮力に関する新規則への対応により、安全性も向上した。

また、主機関にはIMO排ガス環境基準を満たした三井-MAN「B&W6S70MC-C」型を装備し、常用出力で最適なマッチングとすることで低燃費化を図った。電子制御式シリンダ注油システムを採用し、運航コストの低減も図った。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『カローラクロス』改良新型、米国はガソリン車も設定…ハイブリッドと顔が違う
  2. 【ヤマハ YZF-R25 新型】人気の理由は「映えるデザイン」にあり! 進化する「Rの血統」とは
  3. スバル『BRZ』、2026年モデルを米国発表…価格据え置きで2026年初頭発売へ
  4. ホンダ、新型SUVプロトタイプなど4車種を世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. BMW 3 / 4 シリーズの「M」、392馬力にパワーアップ…マイルドハイブリッドも搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る