日立製作所の第3四半期決算…赤字が前年の700倍、3569億円

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日立製作所が発表した2008年4 - 12月期の連結決算は、当期赤字が3569億円となった。連結納税対象会社所得の急激な悪化に伴い、繰延税金資産の回収対象期間の短縮による評価損失を計上したため。前年同期は5億円の赤字で赤字幅が700倍に増えた。

売上高は前年同期比5.2%減の7兆5711億円と減収だった。自動車や半導体、産業機器などの需要急減に伴い、電力・産業システム部門やデジタルメディア・民生機器部門、高機能材料部門を中心に販売が不振となった。
 
営業利益は情報通信システム部門が増益になったものの、売上減に伴い、特に電力・産業システム部門と高機能材料部門が不振で同8.5%減の1825億円だった。
 
税引前四半期損益は半導体関連の持分法適用会社の業績悪化による持分法損失の計上や円高による為替差損、株式市場の急速な悪化に伴う有価証券評価損などで354億円の赤字となった。

《レスポンス編集部》

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