1月31日、三重県鈴鹿市の鈴鹿スポーツガーデン体育館で「F1の学校」が開催された。子供たちに間近でF1に触れる機会を提供し、それを通じて技術への憧れや将来への夢に繋げ、F1の街、鈴鹿で育つ誇りを感じてもらうのが目的。
“生徒”は鈴鹿市を中心に近隣市町村の小学校5・6年生、216名。遠くは広島県より参加、保護者など含めて総計約500人となった。主催は鈴鹿市。鈴鹿F1日本グランプリ地域活性化協議会が共催、トヨタ自動車、ホンダ、ブリヂストン、百五経済研究所の各社が協賛した。
授業は、1時間目:「F1ってなんだろう?」、2時間目:理科(“人間F1マシン”が走り、身体でF1の速さのヒミツを学ぶ。特別講師:ブリヂストン浜島裕英氏)、3時間目:「F1を体験しよう」(展示品を見て、触って、感じる)、4時間目:社会(F1を支える様々な人々、“世界の中の鈴鹿”を知る)、という内容だった。
会場にはトヨタ、ホンダから提供されたF1マシンや本物のF1タイヤを展示。子供たちが身近でF1の世界を体験できる「ミニF1博物館」(鈴鹿、モナコ、スパなどの車載映像を大画面&大音量で体験)や写真展(F1フォトグラファーの原富治雄、金子博、宮田正和、熱田護、桜井敦雄、各氏による写真。キヤノン提供)なども企画された。