【アウディ S3スポーツバック 新型発表】ハイパフォーマンスと環境性能の両立

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【アウディ S3スポーツバック 新型発表】ハイパフォーマンスと環境性能の両立
【アウディ S3スポーツバック 新型発表】ハイパフォーマンスと環境性能の両立 全 13 枚 拡大写真

アウディジャパンが2日発売した『S3スポーツバック』。これからは特別なスポーツモデルであっても、ハイパフォーマンスと環境性能の両立を追求し達成していないと、優れた商品といえない時代になってきているようだ。

S3スポーツバックに搭載されるパワートレインは、『A3スポーツバック』の最上級グレード「2.0TFSIクワトロ」に採用されている「2リットル直4ターボ+6速Sトロニック」の組み合わせがベースとなっているが、S3用に強化されたエンジンブロックやシリンダーヘッド、ピストン、ターボなどが採用されている。

アウディジャパン商品企画部長の青木徹さんは「S3スポーツバックは2リットルターボでありながらも256PS/33.7kg-mという高出力を発揮します。これは以前設定されていたA3スポーツバックの3.2リットルモデルを上回るもので、競合車と想定されるBMW『130i』を超える最大トルクを発揮しています」

「0-100km/hの加速も3.2リットルのA3スポーツバック(6.3秒)やBMW130i(6.0秒)よりも優れた5.6秒というタイムを記録しています。その上で10・15モードの燃費性能に関しては両車よりも優れた10.4km/リットルを達成しています」とコメント。

実際に、S3スポーツバックを走らせてみると、確かに標準仕様の2.0TFSIクワトロよりもはるかにパワフルで力強い加速を体感することができる。2.0TFSIクワトロと比べると多少高回転型にはなっているが、幅広い回転域で豪快な加速を引き出すことが可能だ。

デュアルクラッチを採用する6速Sトロニックも、S3スポーツバックにマッチしたギヤ比が採用され、切れ味も鋭く、瞬時にシフトチェンジを行ってくれるので、街中でもスポーティなエンジンフィールを味わうことができる。

アウディは“一滴のガソリンからより多くのパワーを導き出すこと”をコンセプトとしており、S3スポーツバックにもその方向性が生かされている。大幅なパワーアップを果たしていながら、エンジンのダウンサイズにより低燃費を実現しているのが嬉しいところだ。

《岡島裕二》

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