アウディ R8 のフラッグシップ…痛快なV10サウンド

アウディは、1月のデトロイトモーターショーで『R8』の頂点に立つ「V10 5.2FSIクワトロ」を発表。動画共有サイトでは、その走行シーンを公開している。
 
このV10エンジンはランボルギーニ『ガヤルド LP560-4』と基本を共有する直噴ユニット。5204ccの排気量から525psの最大出力と54.1kgmの最大トルクを発生する。
 
駆動方式はフルタイム4WDの「クワトロ」。トランスミッションは6速MTと6速2ペダルシーケンシャルMTの「Rトロニック」が用意される。アルミスペースフレーム構造を採用し、車重が1620kgに抑えられたこともあり、0-100km/h加速3.9秒、最高速度316km/hのパフォーマンスを発揮する。
 
PR映像には、ホワイトボディのV10 5.2FSIクワトロが登場。サーキットを軽くウォーミングアップランする様子が収録されている。全開走行ではないとはいえ、中間加速で耳に届く野太いV10サウンドは刺激的。4.2リットルV8のR8よりも、スポーツ性能はレベルアップしているようだ。
 
V10 5.2FSIクワトロは欧州で4月ごろ発売予定。価格は14万2400ユーロ（約1640万円）になる。