盗難車が塀に激突、運転者は負傷するも徒歩で逃げる

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1月31日未明、島根県大田市内の県道を走行中の乗用車が路外に逸脱。道路左側にある民家のブロック塀に突っ込む事故が起きた。クルマは大破し、助手席の同乗者が死亡。運転者は重傷を負ったとみられるが、現場から逃走している。

島根県警・大田署によると、事故が起きたのは1月31日の午前3時ごろ。大田市鳥井町付近の県道を走行していた乗用車が路外に逸脱。道路左側にある民家のブロック塀に激突した。

クルマは原型を留めないほどに大破。助手席に同乗していた男性が全身強打でまもなく死亡した。後の調べで、死亡したのは浜田市内に在住する31歳の男性と判明。また、クルマは事故の直前に出雲市内で盗まれたものとわかった。

運転席部分の破損状況は過大だったが、運転者の姿はなかった。事故直後、クルマの横に立つ不審な男が近隣住民によって目撃されているが、男は徒歩でその場を離れたという。警察では運転していた男が負傷した同乗者を放置して逃走したものとみて、死亡ひき逃げ事件として捜査を開始している。

クルマは100km/h超の速度でブロック塀に衝突した可能性が高く、運転者も相当のケガを負っているものとみられる。警察では近隣の医療機関に対して不審者が受診してないかどうかを調べている。

《石田真一》

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