富士機工、非正規社員400人削減などリストラ策実施

自動車 ビジネス 企業動向

富士機工は、昨年末で約400人在籍していた非正規社員を、2月末までに約160人にまで削減し、更に4月末までにゼロにするなどリストラ策を実施すると発表した。

非正規社員の削減にあわせ間接部門から現場支援を実施。1月から間接部門から約60人を生産現場への配置転換を実施しているが100人を目処に増員する。

そのほか、設備投資、開発については、新製品の切替えに絞り、投資を抑制する。

さらに、リソースを、シート部品、小型車用コラム、シフター、機関駆動部品、大型部品のコア事業に集中、それ以外の事業については売却する方針だ。不採算海外子会社も整理。主要な顧客と相談しながら事業の再建または撤退について早急に目処付ける。

本社土地、建物の売却も進め、本社部門は新居事業所に移転、土地、建物を売却先する。国内生産拠点については子会社を含め、7拠点体制を敷いてきたが、生産量の動向を見極めつつ、統合を推進する。

また、2月分から取締役の月額報酬を減額してきたが、さらに減額率を増やして25%の減額とする。執行役員報酬と管理職給与についても2月分から当分の間、執行役員報酬の20%、管理職月例給与の10%をカットする。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三輪EV『coffret』、ヤマダデンキ横浜本店で販売開始…試乗も可能
  2. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、最高の安全性評価…ASEAN NCAP
  3. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…土曜ニュースランキング
  4. サイドミラーの死角を減らせる補助ミラーは、アナログとデジタル、どっちが買い?[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 「3つの味」が選べる新型トヨタ『RAV4』日本仕様が一般公開! 2025年度内発売へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る