住友金属鉱山、インドネシアのリードフレームめっき子会社の操業を停止

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住友金属鉱山は、インドネシアの連結子会社であるP.T.スミコウ・リードフレームBINTAN(SLB)の操業を停止し、将来的には会社清算すると発表した。

SLBは、住友金属鉱山の半導体材料事業部の東南アジア地区におけるリードフレームめっき、めっき後工程の生産拠点として1996年12月に設立した。1997年1月からスミコウ・リードフレーム・シンガポール(SLS)の検査工程を担う工場として操業を開始し、1999年7月にはめっき工程の操業も開始した。その後もSLSの協力体制のもと、高度な銀めっき技術を有する工場としてアジア市場へのリードフレーム製品の供給を続けてきたた。

しかし、最近の顧客の中国進出などを受けて、住友金属鉱山は2003年3月に中国・蘇州に新工場を建設し、コスト競争力を向上するため、生産拠点の再編を進めてきた。順調に技術および製品の移管が進み、2007年のSLSの解散に引き続き、今回のSLBの操業停止を決定した。

SLBの会社清算は、顧客および従業員対応が終了した後に開始する予定。

《レスポンス編集部》

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