三菱、益子社長「自動車産業が抱える3つの課題」

自動車 ビジネス 企業動向
三菱、益子社長「自動車産業が抱える3つの課題」
三菱、益子社長「自動車産業が抱える3つの課題」 全 2 枚 拡大写真

三菱自動車の益子修社長は4日、第3四半期決算会見の席上、自動車産業が抱えている課題を3つあげた。

【画像全2枚】

まずは需要の喚起である。「これは世界各国、自動車だけに限らない。経済が動かないと景気も回復しないので、あらゆる需要を喚起することが一つ」。

2つ目は信用収縮の問題。「金融機関から借り入れが行えないと、お客様がクルマを買おうとしてもローンが組めない。この信用収縮に対する対応をしっかりやってもらうことが大事」。

そして3つ目が為替だ。「ドルやユーロだけでなく、新興国の通貨に対しても円が独歩高。しかも短期間のうちに急激に円が強くなっている」。

自動車産業が日本で以前のような状態に戻るには、どうしてもこの3つを克服していかなければならない課題だという。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  2. 三菱『デリカミニ』新型を発売、受注は1万台超え…「DELIMARU Package」を7割が選択
  3. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. 三菱『デリカD:5』が2度目の大幅改良、「S-AWC」搭載で走破性向上…ジャパンモビリティショー2025
  5. コンセプトカーはいっさいナシ!前回とは180度違う、日産の展示から見えた「リアルへの追求」とは…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る