オートバックス、米国子会社2社が倒産手続き

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オートバックスセブンは、米国子会社であるオートバックス・ストラウスとオートバックスU.S.A.がそれぞれ米国連邦倒産法第11章(チャプター11)に基づく倒産手続の適用を米国連邦倒産裁判所に申請したと発表した。

オートバックスU.S.A.は2001年5月に設立して「スーパーオートバックス・ビーチ&22ストア」の営業を開始、オートバックス・ストラウスは2007年3月に設立し、「ストラウス・ディカウント・オート」の89店舗、物流センターを買収して事業を開始した。

オートバックスはこれまで、ノウハウ、人材、資金を投入し、両子会社で営業努力を継続してきたが、サブプライムローン問題に端を発する米国景気の低迷、米国自動車業界の低迷などで両子会社を取り巻く経営環境が悪化していた。今回、両子会社は、資金繰りの圧迫により事業を継続することが困難と判断し、裁判所の監督下において資産及び債権・債務の処理を行う。

これに伴ってオートバックスは、子会社に対する債権について取立不能、取立遅延のおそれが発生するとしている。オートバックス・ストラウスに対しては7240万ドル、オートバックスU.S.A.に対しては380万ドル。

《レスポンス編集部》

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