日本輸送機(ニチユ)と筆頭株主である三菱重工業は、フォークリフトなどの国内販売事業統合の詳細を確定したと発表した。
ニチユ、三菱重工、三菱重工の完全子会社三菱重工フォークリフト販売、の3社は、2009年4月1日付で、ニチユの国内営業部門を重工販売に移管し、重工販売の発行する新株をニチユが引受ける方法で吸収分割し、重工販売をニチユの子会社とする。
また、ニチユの子会社となった重工販売の社名を「ニチユMHI フォークリフト」に変更する。
ニチユ子会社となるニチユMHIの傘下には、完全子会社として日本国内に9社の地域販売会社を設置する。この9社は、ニチユの現・地域販売会社15社を吸収合併により9社に再編し、重工販売の現・5支社を吸収分割により、統合後のニチユ地域販売会社に統合する形で発足する。