セーレン、デジタル広告幕を使ったリサイクルシステムを構築

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セーレンは、独自のデジタルプロダクションシステム「ビスコテックス」を活用した布製広告幕「ビスコテックスPRシート」で全く新しい発想の「再生資源利用システム」を構築したと発表した。

同システムを活用した布製広告幕を商品名「ビスコテックス・リサイクル・シート」として様々な広告シーンで活用してもらい、地球環境にやさしい企業活動を強化するとしている。
 
同システムを使用することで、従来の廃棄処分によって排出されていた二酸化炭素の量を大幅に削減することが期待でき、削減効果は年間約270トン。
 
街頭や店舗ディスプレイなどで使用される大型の広告幕は、一般的に掲出期間を終えると産業廃棄物として埋め立て処分しているケースがほとんどで、リサイクルするのは困難だった。
 
今回、同社が構築した再生資源利用システムでは、掲出後の布製広告幕を回収し、同社が検査判定後、独自の特殊処理を施し、自社内で再利用するというもの。また、検査後の判定によっては、帝人ファイバーによるケミカルリサイクル処理を施し、ポリエステル原料へ再生する。
 
ビスコテックス・リサイクル・シートへは、同社オリジナルのリサイクルマークを必ず掲示することで確実なシステム運用ができるよう管理する。このシステムは現在、「ビジネスモデル特許」を出願中。

《レスポンス編集部》

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