太平洋工業が発表した2008年4 - 12月期の連結決算は、営業利益が前年同期比37.6%減の14億500万円と大幅減益となった。
同社グループの主要事業である自動車関連業界は世界的な自動車販売の不振から減産が本格化しており、これに伴って同社の受注も減少している。売上高は同0.5%減の663億600万円と微減だった。
収益では、10-12月期の大幅な販売量の減少、大型投資や税制改正による減価償却費の増加、急激な円高による為替差損などの影響で経常利益は同44.3%減の15億1500万円となった。
当期純利益は同47.4%減の9億2500万円となった。