米国ホンダ、累計生産台数 2000万台達成

自動車 ビジネス 企業動向
米国ホンダ、累計生産台数 2000万台達成
米国ホンダ、累計生産台数 2000万台達成 全 3 枚 拡大写真

米国ホンダは3日、現地生産台数が2000万台を達成したと発表した。米国生産開始から26年で到達した偉大な記録だ。

ホンダの米国現地法人、ホンダオブマニュファクチャリングアメリカ(HAM)が4輪車の生産を開始したのは1982年11月1日。オハイオ州メアリーズビル工場で『アコード』がラインオフしたのが最初だった。

その後、『シビック』も生産車種に加わり、現在ではアコード、シビックの主力車種のほかに、ホンダブランドでは『オデッセイ』、『パイロット』、『エレメント』、『リッジライン』を生産。アキュラブランドでは『TL』、『MDX』、『RDX』などを生産している。生産拠点もオハイオだけでなく、アラバマ、インディアナ、カナダのオンタリオなど数か所に及んでいる。

ホンダが2008年に米国で販売した142万8765台のうち、77%以上が現地生産車で占められ、北米のサプライヤーは620社以上にのぼる。HAMの田内常夫代表は「2000万台達成はサプライヤー、販売店、従業員など、あらゆる関係者のチームワークのおかげ」とコメントしている。ちなみに、ホンダの現地従業員、アソシエイトは3万4000人以上を数える。

また、車両以外のホンダの現地生産台数は、エンジンが1840万基、トランスミッション(AT)が1300万基をクリア。1987年からは輸出も開始し、2008年末までに累計92万2668台が出荷された。1959年創業の米国ホンダは今年米国進出50周年という節目を迎えるが、米国にしっかり根付いた企業活動こそが、累計生産2000万台という記録に結びついたといえそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. 「見れば見るほど味が出てくる」新型日産『リーフ』のエクステリアがSNSで話題に
  3. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  4. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る