4日夕方、群馬県東吾妻町内の県道を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた別の乗用車と正面衝突する事故が起きた。この事故で順走側の2人が死亡。逸脱側のクルマを運転していた男性には飲酒運転の疑いがあるという。
群馬県警・吾妻署によると、事故が起きたのは4日の午後4時25分ごろ。東吾妻町新巻付近の県道を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた別の乗用車と正面衝突した。
双方のクルマは中破。順走側のクルマを運転していた66歳の男性と、助手席に同乗していた外国籍とみられる身元不明の女性が全身強打でまもなく死亡。逸脱側のクルマを運転していた43歳男性も骨折などの重傷を負い、近くの病院に収容されている。
現場は片側1車線の直線区間。逸脱側のクルマを運転していた男性からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出しており、警察では回復を待ち、自動車運転過失致死や道路交通法違反(酒気帯び運転)で事情を聞く方針だ。