BMW、4WD車ナンバー1ブランドを維持

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BMW、4WD車ナンバー1ブランドを維持
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BMWグループは、2008年に先進的な4輪駆動システム「xDrive」を搭載した車両を世界中で32万3293台販売したと発表した。

新車市場は厳しい環境の中にあるが、同社の4輪駆動車の販売は前年比1%増となった。この好調な推移は、xDriveの高い品質が顧客から認められたからだとしている。このセグメントにおける第2位のメーカーに対するxDriveのリードは、2007年と比較してほぼ2倍に拡大したとしている。
 
2008年のBMWブランドの販売台数に占めるxDrive搭載車の比率は27%に達した。これは、BMW「Xモデル」の製品ラインアップの拡大と、『3シリーズ』、『5シリーズ』にも4輪駆動モデル数を拡大したため。
 
現在BMWブランドには合計37の4輪駆動モデルがある。xDriveは、フロント・アクスルとリヤ・アクスルへの駆動力の電子制御可変配分により、一般路での理想的な走行ダイナミクスと悪路における卓越したトラクションを実現する。
 
最新の4輪駆動追加モデルは「BMW 320d xDrive」で、このモデルにより3シリーズは、セダン、ツーリング、クーペの各モデルにそれぞれ3種類のxDrive搭載ガソリン、ディーゼル・エンジン車を設定する。5シリーズは、セダンとツーリングのそれぞれで2種類の4輪駆動ガソリン車と2種類の4輪駆動ディーゼル車を設定。『X3』には6種類、『X5』と『X6』には、それぞれ4種類のエンジンを設定する。
 
同社では、2009年中にxDriveを新たな車両セグメントに展開する方針で、まずプレミアム・コンパクト・セグメントとして『X1』、さらにxDriveを搭載した初めての『7シリーズ』と、BMW M社初の4輪駆動モデルも量産する意向だ。

《レスポンス編集部》

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