12月の経常収支、輸出減で10か月連続で黒字幅縮小

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財務省が9日発表した2008年12月の国際収支状況(速報)によると、モノやサービスの取引状況を示す経常収支は、黒字額が前年同月に比べ92.1%減の1254億円となり、10か月連続で黒字幅が縮小した。08年年間の経常収支は黒字幅が前年に比べ34.3%減の16兆2803億円となり、3年ぶりに黒字幅が縮小した。

12月は貿易収支(輸出から輸入を差し引いた額)が1279億円の赤字と2か月連続の赤字になったほか、サービス収支も3217億円の赤字となった。所得収支も海外子会社の業績悪化などにより黒字額が前年同月に比べ27.8%減の7242億円と黒字幅が縮小した。

2008年は貿易・サービス収支の黒字額が1兆7973億円と前年に比べ81.7%減少した。サービス収支の赤字幅が縮小したものの、貿易収支の黒字が輸出の減少と輸入の増加により前年比67.3%減の4兆0338億円と黒字幅が縮小した。

《編集部》

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