タクシー運転手の飲酒運転、検問で発覚

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大阪府警は6日、大阪府大阪市生野区内の市道で酎ハイを飲みながらタクシーを運転していたとして、58歳の男を飲酒運転の現行犯で逮捕した。タクシー強盗の頻発を受け、これまで対象外としていたタクシーを飲酒検問で停止させた結果、明らかになった。

大阪府警・生野署によると、逮捕された男は6日の午前0時20分ごろ、大阪市生野区勝山南付近にある同署前の市道でタクシーを飲酒運転した疑いがもたれている。同署が行っていた飲酒検問で発覚したという。

タクシーは運行時間も運賃に換算されるため、乗客の利便性や経済性を優先するため、飲酒検問ではタクシーを含めていなかった。ところが大阪府周辺では昨年末からタクシー強盗が相次いで発生。タクシーを停車させ、運転手と警官の間で話をさせることも重要と考え、検問対象に含めていた。

タクシー車内からは開封済みのウーロンハイの缶が1本、未開封状態のものが2本発見された。調べに対して男は飲みながら運転していたことを大筋で認めており、「不景気で客がつかまらず、腹が立って飲んだ」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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