【シカゴモーターショー09】フォードから商用EV登場

自動車 ニューモデル モーターショー
【シカゴモーターショー09】フォードから商用EV登場
【シカゴモーターショー09】フォードから商用EV登場 全 1 枚 拡大写真

フォードは9日、『トランジットコネクトBEV』の写真を公開した。中型商用車の『トランジットコネクト』をベースにしたピュアEVで、2010年に米国で発売される。

フォードは1月のデトロイトモーターショーで、環境対応車の市場投入プランを発表。2011年に小型EV、2012年に次世代ハイブリッド車を投入する計画が明らかになった。その計画の先陣を切って公開されたのが、トランジットコネクトBEVだ。BEVとはバッテリー・エレクトリック・ビークルの略である。

フォードは、同車の開発を英国のスミスEV社と共同で実施。スミス社は1920年創業で、すでに1000台以上をEVに改造して販売した実績がある。フォードは「スミス社と共同開発することで、2010年の米国発売が可能になった」と説明している。

フォードはモーターの出力などの詳細は公表していないが、最大航続距離は100マイル(約161km)を確保。2次電池はリチウムイオンを搭載しているもようだ。フォードのグローバルプロダクト担当上級副社長のDerrick Kuzak氏は「フォードの商用車の顧客はEVに興味を持っている。そこで早期に投入することを決定した」と語っている。

トランジットコネクトBEVは2月11日に開幕するシカゴモーターショーで、ベース車のトランジットコネクトとともに正式デビューを飾る。価格はまだ高いと推測されるが、米国政府の環境対応車に対する購入補助が拡大すれば、普及する可能性もある。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. フォルクスワーゲン『ゴルフ』改良新型はよりシャープな表情に[詳細画像]
  2. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  3. “しなる”ホイールも装着! マイチェン『ヴェゼル』に新設定のホンダアクセス流「スポーツスタイル」[詳細画像]
  4. 「日本車キラー」に強力な追加モデル、PHEVのロング仕様で盤石の構え…北京モーターショー2024
  5. 話題のマツダ『EZ-6』、詳細スペックを公開! 後輪駆動でBEVは600kmの航続距離に
  6. 「プリウス顔」が前にも後ろにも!? トヨタ新モデル『bZ3C』、Z世代へアピールなるか…北京モーターショー2024
  7. 洗練&堅牢、モデリスタがトヨタ ランドクルーザー250 をカスタム[詳細画像]
  8. トヨタ『カムリ』新型が全車ハイブリッド設定で登場!…土曜ニュースランキング
  9. 【BMW 5シリーズ 新型試乗】シャシー、運動性能、価格。「523i」は最高のバランスを持つ1台…中村孝仁
  10. メルセデスベンツ『Gクラス』改良新型---見間違えのようのないデザイン[詳細写真]
ランキングをもっと見る