第一発見者を装った男、死亡ひき逃げで起訴

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今年1月、青森県黒石市内で発生した死亡ひき逃げ事件について、青森地検弘前支部は6日、事故を起こした軽乗用車を運転していた26歳の男を自動車運転過失致死などの罪で起訴した。男は第一発見者を装い、警察に通報していた。

問題の事件は今年1月16日の午後7時10分ごろに発生した。黒石市相野付近の市道を歩いていた73歳の男性が進行してきたクルマにはねられた。男性は転倒した際に頭部を強打、近くの病院に収容されたが、まもなく死亡している。

起訴された男は「男性がはねられたようだ」と警察に通報。第一発見者を装っていたが、話の内容に矛盾点が存在することに気づいた警官が追及。追及の結果、自身が事故を起こしたことを認めたため、自動車運転過失致死や道路交通法違反(ひき逃げ)などの容疑で逮捕していた。

事故を起こしたクルマは無保険(無車検)車だったことや、証言から捜査かく乱を狙ったものと判断。検察は悪質事案として、同罪で6日までに起訴している。

《石田真一》

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