新日石、液晶ディスプレイ用NVフィルム発売…斜めからの視野角を克服

自動車 ニューモデル 新型車
新日石、液晶ディスプレイ用NVフィルム発売…斜めからの視野角を克服
新日石、液晶ディスプレイ用NVフィルム発売…斜めからの視野角を克服 全 2 枚 拡大写真
新日本石油は10日、携帯電話、液晶テレビなどに用いる最新型の液晶ディスプレイ(LCD)の視野角を改良するフィルム「NVフィルム」の販売を開始したと発表した。

LCDの技術革新は急速に進んでおり、VA液晶、IPS液晶と呼ばれる最新型のLCDは、高い性能を実現、携帯電話の上位機種や液晶テレビなどに採用されている。これら最新型のLCDは、上下・左右方向では広い視野角を実現しているが、斜め方向の視野角には依然として課題が残っている。

今回、同社が独自開発した液晶性ポリマーを原料とするNVフィルムは、斜め方向の視野角を改良し、より美しい画像を見ることができるとしている。
 
同社は、石油化学品事業の一つとして1988年に液晶性樹脂を活用したフィルムの研究開発に着手、1996年から画質向上用「LCフィルム」、1998年には視野角改良用「NHフィルム」の生産・販売を開始している。今回、新たにNVフィルムをラインナップに加えるとともに、今後もこの分野での製品開発に注力する方針だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『カローラクロス』改良新型、米国はガソリン車も設定…ハイブリッドと顔が違う
  2. 【ヤマハ YZF-R25 新型】人気の理由は「映えるデザイン」にあり! 進化する「Rの血統」とは
  3. スバル『BRZ』、2026年モデルを米国発表…価格据え置きで2026年初頭発売へ
  4. ホンダ、新型SUVプロトタイプなど4車種を世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. BMW 3 / 4 シリーズの「M」、392馬力にパワーアップ…マイルドハイブリッドも搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る