【シカゴモーターショー09】フォードトーラス 新型…SHOの現地写真

自動車 ニューモデル モーターショー
【シカゴモーターショー09】フォードトーラス 新型…SHOの現地写真
【シカゴモーターショー09】フォードトーラス 新型…SHOの現地写真 全 7 枚 拡大写真
フォードは11日、シカゴオートショーで5代目トーラスのハイパフォーマンスモデル『トーラスSHO』を発表した。

先のデトロイトショーで発表されたフルサイズセダン5代目『トーラス』に追加された「SHO」とは「スーパー・ハイ・アウトプット」の頭文字。その名の示す通りのハイパワーバージョンだ。

SHO初代は、当時のベストセラーセダンのトーラスにヤマハ製のV6DOHC24バルブエンジンを搭載。3代目はV8エンジンとなり1989年から1999年の間に10万台以上を販売した。現在も全米で1万以上のエンスージアストによるオーナークラブが展開されている異色セダンだ。

復活を果たした新型に搭載されるV6エンジンの排気量はノーマルと同じ3.5リットルながらもSHO用にツインターボ化された直噴ガソリンエンジンの「エコ・ブースト」。ノーマルより100hpアップした365hpを5500rpmで発揮する。トランスミッションはパドルシフター付きの6速ATで、駆動方式はハイパワーを無駄なく活かすために全輪駆動が採用された。

ノーマルトーラスとの外観上の相違点は「SHO」専用のペイント仕上げの19インチホイール、フロントグリル、スモールランプベゼル、クロームメッキされたデュアルエクゾースト、トランクリッドに装着されたリアスポイラーなど。インテリアはスエード調インサートを持つレザーシート、革巻きステアリングホイール、ペダル類を含めたアルミトリムと専用フロアマットでスポーティーな味付けが施されている。

最新のトーラスに含まれるプッシュボタンスターター、パーソナライズキー等の他、オプションとしてアダプティブクルーズコントロール、リアビューカメラ、衝突防止ブレーキサポート、ブラインドスポット・インフォメーション・システム、駐車場からバック出る際に接近してくる車両を検知するクロス・トラフィック・アラートといった安全装備も充実。

トーラス同様、音声認識ナビやSYNC、ソニー・オーディオ・システムなども用意された。さらに高性能な『SHOパフォーマンスパッケージ』には高性能ブレーキパッド、20インチのミシュラン製サマータイヤと加速性能に優れた最終原則比3.16対1のギア比を組み込まれる。

トーラスSHOは、ベースプライス3万7995ドルで今夏に発売が予定されている。

《ケニー中嶋》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  5. ブリッド、高級スウェード調生地採用の新型リクライニングシート「ガイアススリー・レイムス」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る