首都高速5号池袋線上りで、コンテナを積んだ大型トレーラーが横転する事故が発生した。
横転事故が発生したのは、14日午前11時50分頃。場所は東京都板橋区熊野町の熊野JCT(ジャンクション)。板橋本町から東池袋方面へ向かうほぼ直角に曲がる2車線の左カーブだ。トレーラーは曲がりきれずに横転して、右側壁に衝突した。
警視庁高速隊によるとこの事故で、40歳ぐらいの男性運転手が死亡した。
事故の影響で、5号池袋線熊野JCT付近は上下線とも通行止めとなったが、同日午後7時35分、下り2車線の規制が解除された。また、現場となった上り線は、同7時45分に左片側車線のみ規制が解除され、1車線通行となっている。現在、事故車両は撤去されているが、破壊された遮音壁が撤去されたため、右車線は通行できない。首都高速は「明るくなり次第、復旧工事に入る」と話す。
事故現場となった5号池袋線・熊野JCT付近は、昨年8月にもガソリン、軽油を満載したタンクローリーが側壁に衝突、炎上するという大惨事が起きたばかり。現場は今回のトレーラー横転事故とは逆方向の下り車線だったが、同じカーブを曲がろうとして上下線で事故が発生したことになる。