【D視点】ロータスカーズの夢を託した…エヴォーラ

自動車 ニューモデル 新型車
【D視点】ロータスカーズの夢を託した…エヴォーラ
【D視点】ロータスカーズの夢を託した…エヴォーラ 全 26 枚 拡大写真
1
ドライブフィールが成功の鍵

ロータスカーズの日本総代理店エルシーアイが、オールニューの新型スポーツカー『エヴォーラ』を発表した。ボディサイズは全長4344mm、全幅1848mm、全高1219mm、そして3.5リットルV6・DOHCエンジンは280馬力で6速MTが組み合わされている。

『エリーゼ』のデザインを踏襲しながら、硬質かつ簡潔にまとめられたルックスは、他車では得られない上品な魅力を発散している。また、ロータスカーズにしてはラグジュアリー感のあるインテリアで900万円を切るとされる車両価額は、少量生産車としては低く抑えられている。

車両重量が1350kgもあるので、パワーウエイトレシオからみると激しい走りは心細いが、ロータスカーズに限って期待を裏切ることはあるまい。量産スポーツカーでは世界に例のないミッドマウントエンジンの2+2シーターというレイアウトに、秘密が隠されているように感じてしまうのも自然な流れといえる。

ロータスカーズは、13年前にアルミパネルをエポキシ系の樹脂で接着した軽量なシャシでレーシーな走りを実現したエリーゼで大成功を収めた。エヴォーラが設計が難しいと考えられるレイアウトを採用したことから、想像を超えたドライブフィールが体感できるとの期待が膨らむ。この一点が、エヴォーラ成功の鍵でもあるような気がする。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 続きを読む

《松井孝晏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る