アラビア石油、ノルウェー領北海油田で権益を取得

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アラビア石油は18日、ノルウェー領北海油田での権益を取得すると発表した。

同社の100%子会社でノルウェー法人であるNorskeAEDCASを通じて、タリスマン・エナジーのノルウェー法人が70%権益を保有するノルウェー領北海イメ油田(PL316/PL316B鉱区)と、複数の有望構造が見つかっているこれに隣接する2つの探鉱鉱区(PL316CS/PL316DS鉱区)の権益を、ノルウェー政府の承認を条件にタリスマンのノルウェー法人からそれぞれ10%取得する。

イメ油田に関しては、かつて開発・生産が行われた油田の再開発プロジェクトであり、既往の地質、油層データが豊富であることから技術的なリスクが低く、最近の原油の増進回収技術の適用により可採埋蔵量の増加が期待されるとしている。

また、生産施設の建設、生産井の掘削は既に始まっており、今年10-12月には生産が開始される予定で、早期の投資資金の回収が見込まれる。
 
生産開始後4年間の平均生産量は、100%権益ベースで日量約2万5000バレルを見込んでいる。
 
PL316CS、PL316DS鉱区は、新規の探鉱鉱区で、今後試掘を含む探鉱活動を行う予定。
 
同社グループは、ノルウェー領北海を中東地域と同様に上流事業における重点地域の一つと位置づけ、今後も同地域での事業の拡充を目指して活動を強化する方針だ。

《レスポンス編集部》

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