不審車を追跡のパトカー、交差点で出会い頭衝突

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15日深夜、大阪府羽曳野市内の府道で、盗難ナンバーを装着した不審車を追跡していたパトカーが、交差道路を進行してきた軽乗用車と出会い頭に衝突する事故が起きた。この事故で双方の4人が重軽傷を負っている。

大阪府警・第3方面機動警ら隊、羽曳野署によると、事故が起きたのは15日の午後11時30分ごろ。これに先立つ同日の午後11時20分ごろ、堺市中区新家町付近の府道をパトロールしていた機動警ら隊のパトカーが、盗難手配の出されていたナンバープレートを装着した不審な乗用車を発見。パトカーは停止を命じたが、クルマはパトカーに対して体当たりを仕掛けるなどして抵抗した。

別のパトカーも駆けつけ、複数台でのカーチェイス状態となったが、パトカーは赤信号だった羽曳野市伊賀付近の府道交差点へ逃走車に続いて進入したところ、青信号に従って交差道路を進行してきた軽乗用車と出会い頭に衝突。双方のクルマは中破し、パトカーを運転していた43歳の警部補が腰の骨を折る重傷。助手席に同乗していた27歳の巡査長と、軽乗用車側の男性2人が打撲などの軽傷を負っている。

クルマはそのまま逃走したが、別のパトカーが引き続き追跡。最終的には羽曳野市壺井付近にある駐車場内で脱輪。自走不能になったが、運転していた男は同乗していた男女2人を車内に残したまま徒歩で逃げた。警察ではこの2人の身柄を拘束。運転者について任意で事情を聞いている。

《石田真一》

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