ひき逃げで逮捕の男、事故の6日前に覚せい剤使用していた

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今年1月下旬、神奈川県相模原市内の県道で発生した死亡ひき逃げ事件について、神奈川県警は16日、ひき逃げ容疑で逮捕された32歳の男が事故の数日前に覚せい剤を使用していたとして、覚せい剤取締法違反(使用)容疑で再逮捕した。

神奈川県警・相模原北署によると、問題の事故は今年1月24日未明に発生した。相模原市橋本台1丁目付近の県道を走行していた60歳女性の運転する原付バイクと、交差道路を進行してきた軽トラックが出会い頭に衝突した。

女性は約30m弾き飛ばされて死亡。クルマは衝突後も止まらず、バイクを底部に挟み込んだまま約60m走行したが、運転していた男は最終的にクルマを放置して逃げた。

警察はその後に出頭してきた32歳の男を逮捕。男は飲酒運転が原因で事故を起こしたことを大筋で認め、今月13日に危険運転致死と道路交通法違反の罪で起訴されたが、捜査段階で覚せい剤成分を検出。事故の数日前に覚せい剤を吸引したことを大筋で認めたため、覚せい剤取締法違反容疑で再逮捕した。

調べに対して男は「事故から約1週間前の18日に使用した」としているが、警察では事故直前に使用していた可能性も視野に入れ、男を厳しく追及する方針だ。

《石田真一》

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