サーブ、GMから分離・独立へ

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GM傘下のサーブは20日、GMによるサーブの国際ビジネス見直しの結果として、サーブはスウェーデン国内法に従い、独立・再建をめざすと発表した。裁判所に任命された、第三者の管理人の主導により再建は遂行される。

再建提案は3週間以内に債権者に提示され、裁判所に承認されれば、3か月の期間で実行される。また増資も必要とされる。

「資金調達または売却、またはその両方の組み合わせについてあらゆる選択肢を検討し続けてきた。そして投資するにふさわしい独立した企業になるための再編が、最善策だとの結論に達した。そして今後も検討は続ける」とヤン・アケ・ヨンソン代表取締役は語る。

「1年半以内に新型『9-5』、『9-3X』、『9-4X』を発表予定で、成長基盤はある」とヨンソン。また再建プロセスでは、デザイン、設計、生産をスウェーデン国内に集中するとしている。

当面は通常通りの業務が続けられる。また再建期間中には政府による援助も必要であるとしている。またサーブの再建計画は、サーブ以外のGMの事業に影響を与えないとしている。

《高木啓》

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