【ボルボ 新パワートレイン】V50のエントリーモデルが299万円

自動車 ニューモデル 新型車
【ボルボ 新パワートレイン】V50のエントリーモデルが299万円
【ボルボ 新パワートレイン】V50のエントリーモデルが299万円 全 9 枚 拡大写真
ボルボ・カーズ・ジャパンは、新開発された2.0リットルエンジン&デュアルクラッチATを搭載したグレード「2.0e」を3月1日より導入するにあたり、『V50』の全体的な価格構成を見直した。

今回V50は、2リットルエンジンの導入にあたり、エントリーグレードの「2.0e パワーシフト」は299万円という価格設定を実現。「2.4i SE」もデラックスパッケージを標準装備化して399万円とした。今までのV50は、ベースグレードの「2.4 アクティブ」でも345万円というスターティングプライスで、上級グレードの「2.4i SE デラックスパッケージ」は424万円という設定だった。

ボルボ・カーズ・ジャパンマーケティング部の岡田勝也さんは「V50のエントリーグレードは排気量が縮小されていますが、新開発のパワーシフトの導入により、むしろパワートレイン自体のコストは上昇しています」

「装備の簡略化や円高の影響により多少のコストダウンは図れましたが、それだけではここまでの低価格は実現することはできませんでした。思い切った価格戦略をとることで市場にインパクトを与え、販売にも繋げていけるということを本国のボルボと交渉した結果、ようやく299万円という価格を実現することができました」とコメント。

V50の2.0eパワーシフトは、ルーフレールやシートヒーターいった装備が省かれているが、新開発のパワートレインが採用されるなど、この価格は非常に魅力的なものになった印象を受ける。

今までの輸入車は、多少高くて良いものをそろえてきたが、経済状況を反映してこれからは良いものでも、価格に見合った価値のあるものしか生き残れない時代になってくるだろう。ボルボはいち早くその市場動向に反応し、2.0eシリーズを導入したのだ。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  3. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る