トヨタの危機、その核心

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トヨタの危機、その核心
トヨタの危機、その核心 全 1 枚 拡大写真

『文藝春秋』 3月号
価格:770円 発行:文藝春秋

100年に一度と言われる自動車業界不況の中、トヨタ自動車は最終赤字を3500億円の見通しと発表。販売台数は経営危機に瀕しているGMを抜いて初の世界一となったが、祝福ムードはない。2兆円もの利益が一気に赤字転落、そして豊田家への大政奉還と、激震のトヨタ。

なぜ今トヨタが揺れるのか、そしてその発端となった米自動車市場の崩壊はなぜ起こったのか。新社長となる豊田章男氏が「現場に一番近い社長でいたい」と語ったその言葉の中に、この数年のトヨタの経営の危うさをはっきりと見て取ることができるという。

トヨタが赤字に陥るまでの経緯、「危機こそ『改善』のチャンス」と語る張富士夫会長のインタビュー、そして砂上の楼閣と化しつつあるデトロイトでの現地レポートから、現在の自動車業界を取り巻く問題の核心に迫る。

気になる見出し…●日本型「ものづくり立国」は滅びず 藤本隆宏●「派遣切り」企業だけが悪いのか 丹羽宇一郎/湯浅 誠●麻生捨て身の「給付金解散」シナリオ 赤坂太郎●「良い赤字」で日本を復活させよ 三村明夫

《宮崎壮人》

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