日立、英企業と 直接メタノール形燃料電池 の事業化で協力

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日立製作所、日立ハイテクノロジーズ、The Centre for Process Innovation(CPI)社は24日、英国で直接メタノール形燃料電池(DMFC)の将来の事業化を目指した取り組みを開始することで合意したと発表した。

具体的には、日立が開発したプロトタイプの100W級ポータブルDMFCを用いた、遠隔監視カメラ、道路標識などの各種アプリケーションをCPIが開発し、英国でのフィールド試験を通じ、発電性能と経済性を共同評価する。
 
その後、英国でDMFCに適したアプリケーションの選定と燃料電池事業の可能性を検討する。
 
DMFCは既存のエンジン発電機などの独立電源に比べると静粛性や振動、二酸化炭素排出量の点でメリットがあるが、出力密度やコスト、寿命の点で解決すべき課題が残されている。そこで今回の合意では、日立が開発したDMFCを用いた遠隔監視カメラ、道路標識などのアプリケーションをCPIが開発し、フィールド試験などを通じてDMFCの総合的な発電性能、経済性を評価し、適切なアプリケーションを選定する。また、選定したアプリケーションの市場性や英国内での燃料電池事業の可能性も検討する。

《レスポンス編集部》

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