JSR、燃料電池用電解質膜の量産設備を完成…自動車2万台分

自動車 ビジネス 企業動向

JSRは24日、燃料電池用材料として高性能で実用特性に優れた炭化水素系電解質膜の量産対応設備を四日市工場内に完成したと発表した。

同社はすでに、電解質膜のセミコマーシャルプラントを保有、顧客の要望に対応できる製造、品質保証、出荷の体制を整えているが、本格的な需要拡大に対応するため、今回自動車用換算で年間1万 - 2万台に対応できる量産体制を確立した。
 
同社製の電解質膜は自動車用途では、国内自動車メーカーの燃料電池車に採用されている。今後は、家庭用燃料電池システムなどの定置用、携帯機器用ダイレクト・メタノール型燃料電池(DMFC)への展開も図っている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  3. ポルシェ『カイエン』新型、新世代のデジタルコックピットとAI音声操作を搭載
  4. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  5. 「初代エンブレム エモい」ホンダ『ステップワゴン』が30周年! 特別仕様車にSNSで感動の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る