走行中のクルマから男児が転落、死亡

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20日夕方、群馬県高崎市内の市道を走行していた乗用車の助手席側ドアが突然開放。助手席に同乗していた2歳の男児が車外に投げ出される事故が起きた。男児は頭部を強打し、まもなく死亡している。

群馬県警・高崎署によると、事故が起きたのは20日の午後4時50分ごろ。高崎市浜川町付近の市道を走行していた乗用車の助手席側ドアが突然開放。助手席に同乗していた2歳の男児が車外に投げ出された。

男児は転落した際に頭部を強打。近くの病院に収容されたが、まもなく死亡している。後部座席にはチャイルドシートが積載されていたが、事故当時は7歳の兄と一緒に助手席へ同乗しており、チャイルドシートは使っていなかった。警察ではクルマを運転していた37歳の男性(男児の父親)から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。

現場は片側1車線で、緩やかな右カーブ。クルマは車速感応式ドアロックが装備されており、約20km/h以上でドアが自動的にロックされるようになっていた。ドアロック装置に故障はみられないことから、警察では死亡した男児か兄がドアロックを外し、ドアノブをいたずらしていたものとみて調べを進めている。

《石田真一》

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